超軽量天井材「かるてん®」が採用されました
2015年6月17日
帝人株式会社（本社：大阪市中央区、社長：鈴木 純）が展開している自社開発の超軽量天井材「かるてん」 が、このたび、株式会社テムザック技術研究所（本社：鳥取県米子市、社長：檜山 康明）が竣工したロボット開発用の新社屋の天井材として採用されました。「かるてん」が自社以外の民間企業の社屋に採用されたのは初めてのことです。
帝人グループは自社の高機能素材を活かし、人々の安全・安心を支える「ライフプロテクション」分野において幅広く用途展開しています。「かるてん」は、東日本大震災以降に取り組んできた社会インフラに関するソリューション創出の一環として開発された天井仕上げ材で、基材に帝人が展開するポリエステル製タテ型不織布「V-Lap」*1を使用しています。従来の天井材に比べて柔らかく、重さが約10分の1と軽量で、吸音性能や断熱性に優れ、建築基準法で定められた不燃材料の規定に適合しています。また、万一、天井が落下しても、被害を最小限に抑えることができます。
*1「V-Lap」： 帝人が展開している、繊維を垂直（タテ）方向に配向させた不織布。嵩高構造により、軽量性や易成型性などの特徴を有する。
このたび採用されたテムザックの新社屋は、「快適性が良く、心地良く働ける・研究に従事できる、内部にも外部にもホスピタリティが高い研究所」をコンセプトに、建物工法にも最新の技術を取り入れて建設されています。その中で「かるてん」は、室内空間の安全性向上に貢献し、同時に吸音性と断熱性を兼ね備えた素材であることが評価され、玄関ホール、所長室、会議室などの天井に採用されました。
帝人はこのたびの採用を契機として、さらに「かるてん」の展開を進め、2018年までに6億円の売上を目指します。
■当件に関するお問い合わせ先
･報道関係のお問い合わせ
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
･その他のお問い合わせ
帝人株式会社 軽量天井材（かるてん）推進チーム 03-3506-4629
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
≫